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2021.02.24

【人見知りな性格を克服するためにあえて営業職を選んだ】保険テラス:奥村彩香(2017年度新卒)

       

--昔から極度の人見知り。「本当はもっとうまくコミュニケーションがとりたいのに」学生時代は葛藤し続けていました。

私がETERNALに入社を決めた背景には、幼少期からの自分へのコンプレックスが大きく関係しています。それは、『極度の人見知り』。

私は小さいころから恥ずかしがり屋で、人前で話すなんてことはもっての外、いつも親の後ろに隠れていたタイプなんです。親戚同士の集まりの場でさえ、できるだけ目立たないように隅っこの方で小さくなっていたぐらいで (笑)

私には3つ上の姉がいるのですが姉は私とは対照的で、昔から明るくハキハキしていてお喋りも上手。自分と真反対で社交的な姉に憧れる一方、親から「お姉ちゃんと違って…」と比較されることにコンプレックスも感じていました。

「自分もお姉ちゃんみたいに、もっとみんなと上手にお話できれば…」

コンプレックスを抱いたまま、地方から神戸の大学に進学した際、地元の友達が大学に一人もおらず、0から新しい友達を作らないといけない状況になりました。当然、私はなかなか自分から周りに話しかけることができず…。

「このままじゃだめだ、自分の性格を変えないといけない」一念発起し、人見知りを克服できるような接客業のアルバイトを探し、アイスクリーム屋さんで働きはじめました。

アルバイトを始めてみたものの、お客さまに対しても従業員に対してもやはり人見知りしてうまく話せず、苦手意識を克服できないまま、ジレンマと葛藤し続けていました。

 

--「人見知りな自分を変えたい」幼少期からのコンプレックスを克服するために、あえて営業職を選びました。

接客業のアルバイトを通しても自分の人見知りを克服できないまま、大学4年生になり、就職活動の時期に突入しました。

最初の頃は自己分析をするなかで、「自分は人見知りが激しすぎるから、事務職を探したほうがいいのかもしれない」とぼんやり考えたこともありましたね。

そんな私が最終的に「営業職」を選んだのはなぜか。

やっぱり、「どうしても自分を変えたい」という想いが強かったからなんだと思います。アルバイト時代には変われなかったけど、仕事を通じて自分の性格を変えたい、いつも姉と比べられて心配されている自分が変わった姿を親に見せたい。

もちろん「本当に自分の性格で営業ができるのかな?」という不安もあり、迷ったこともありましたが、何か新しいことに挑戦したい、ダメだったらダメでまた考えればいいか、そんな気持ちで企業を探すようになりました。

いろいろと企業を見ている中で出会ったETERNALは、職場見学をした際に、個人で黙々と仕事をしているのではなく、社員同士で気軽に質問をしにいっていたり、そして質問された社員も手を止めて丁寧に対応している何気ない姿を見ることができて。率直に「みんなで仕事をしている」一体感のような雰囲気を感じました。

雰囲気の良さもあってETERNALに入社を決めたのですが、入社後、実際に営業現場に出ても、ETERNALは個人で個人の数字を追うのではなく、「みんなで店舗の数字を達成させられるように力を合わせる」営業手法です。

人それぞれのいいところを活かし、伸ばしあいながら店舗の数字に貢献する方法にとても共感しています。

   

--入社後、初めて配属されたのは関東の店舗。最初は自信がなかったものの、何か月か過ごすうちに「若いうちに経験しておくのもいいかも」と次第に全国転勤も視野に入れるように。

入社後、配属が決まるまでは漠然と、家から通える関西エリアの店舗がいいなと思っていました。大学生の時も実家暮らしだったので、就職後も特に一人暮らしするつもりはなかったんです。

なので、配属発表の際に東京の店舗と言われたときは正直「えっ、どうしよう。一人で東京か。無理かも」と、やっていく自信は全くありませんでした。

家に帰って家族に相談した際も、私の性格を知っている親からは「無理無理、絶対にすぐに帰ってくる」と言われ、最初は反対されました。

当時、3つ上の姉が持ち前のコミュニケーション力を活かして、美容系会社の営業マンとして全国を飛び回っていたのですが、なんだか姉と比べられているような気がして悔しかったですね。

 

最終的には母親からの「東京で働ける機会もそうないし、挑戦してみるいい機会かもね」という言葉で、自分の中でも「大変かもしれないけど、いったん東京で頑張ってみよう」と考えが変わりました。幸い、他の同期も関東配属になった子がいて心強かったです。

 

何か月か東京で過ごすうちに、「新しいことにチャレンジするのも若い間にしかできないかも」と思うようになり、東京だけでなく他のエリアの店舗も経験してみたいと、全国転勤も視野にいれるようになっていました。

 

実際に私はこの4年間の間で、東京・千葉・愛知・兵庫とさまざまなエリアの店舗での勤務を経験しました。

一つの地域にこだわらず、いろいろなお客さまや個性をもった社員と出会い、触れ合い仕事をした経験は全国転勤でないとできない経験だったと思うので、自分の人生においてETERNALで有意義な時間を過ごせていると思います。

  

--自分を変えるために営業がしたくて入社したのに、会社の方針が変わり、1年目は接客できない状態に。「私は会社に必要ないのかな」とショックでした。

入社1年目、店舗に配属され、どうにかしてお客さまとうまくコミュニケーションをとろうと試行錯誤していたころ、会社の営業方針が変わり、新卒1年目はお客さまに保険のご提案ができない状態になってしまったんです。

これは、お客さまに提供するサービスの品質をあげるため、まだ知識の浅い新人スタッフではなく、知識レベル・提案スキルの高い社員が責任をもってご提案させていただくというもの。

もちろんお客さまにお届けするサービスの品質を向上させるための施策だったので、頭では理解できているものの、私が接客することが店舗のためにもお客様のためにもならないと判断されたと考えると、また営業を通じて自分を変えたいと思って入社した私にとっては「自分を変える機会を奪われてしまった」「会社にとって自分は必要のない存在なのかもしれない」と大きなショックを受けました。

モチベーションをグラフで表現するなら、入社して初めてのどん底といっても過言ではありません…(笑)

  

 ただ、そんな風に毎日を過ごしていても楽しくないなと思うようになり、「接客で貢献できなくても他に自分にできることがあるんじゃないか」「営業の仕事は保険提案だけではないんじゃないか」と考えるようになりました。

私にできることを考えた結果、保険テラスの認知度を高めることで店舗に貢献しようと、保険テラスのティッシュやチラシを道行く人にお渡しするハンディング活動に力を入れることにしました。

ただ配るのではなく、どうせ配るなら他の店舗の平均枚数よりも多く配ろうと、毎日600枚配りきることを数値目標に設定しました。お客さまにご提案ができなくても、認知活動を通じてお店の集客数がアップし、店舗の売り上げに貢献できていると実感することができたのでどん底だったモチベーションも徐々に上がっていきました。

そして何よりETERNALはこういった小さなスタッフの努力もちゃんと見てくれる会社で。結果として、月間のハンディングの配布枚数で表彰してもらうこともでき、小さな努力を継続する大切さ、営業の一つに集客活動もあるということを実感しました。

   

--2年目の秋に店長に抜擢。ETERNALは年齢・性別問わず、機会があればチャンスが本当に回ってくる会社。女性としてこの年齢で管理職に就けているのは誇れること。

入社して2年目の秋、店長に任命されました。正直、やっと自分なりの提案方法が定まってきた頃で、自分のことでいっぱいいっぱいだったのもあり、「自分に店長として何ができるのか分からないし、店舗の責任者なんて務まるわけない」と困惑しました。

そんな私に当時の上司は、「最初は何も分からなくて出来なくて当たり前だよ。でも坪田さんならできると見越して抜擢されたのは誇りに思うことじゃない?とりあえず自信さえあれば大丈夫だよ」と声をかけてもらいました。

この上司の言葉の背景には、「坪田さんのお客さまへの立ち振る舞いは自信のある人のように堂々としている。だからこの子なら店長を任せても大丈夫。」という意味が込められていたことを後から知りました。

その上司も新卒の女性の先輩で、若くして店長・エリアマネージャーとキャリアを積んできた経歴を持っていました。尊敬している先輩からのこの言葉で、私は初めて自分自身が知らない間に人見知りを克服して、堂々とお客さまとお話ができるようになっていたのだと気付きました。

苦手だと思っていたことも向き合い続けることで、少しずつ自分を変えることができるんだ、と実感した瞬間でしたね。

 

実際に店長になってからの周りのサポートは手厚かったですね。

年上部下の方も多い環境だったので、店長としての在り方に困ったり悩んだ時にはよく上司に相談していました。店長に求められるものは何なのか上司に相談したとき、「店長としての役割は店舗の数字をあげることだけじゃなく、周りのスタッフをよく見たりいろいろあるんだよ。とりあえずまずは自分にできそうなことからチャレンジしてみたらどうかな?」とアドバイスをもらいました。

それまでは年上部下の方に対して若い自分がどうコミュニケーションを取っていいか、遠慮がちで踏み込めていないことも多かったのですが、このアドバイスをもとに、まずは店長として周りへの声かけ、様子を見ることから始めてみました。

意識していたからか、周りの年上のスタッフから「坪田店長は周りが何をしているか、何をしようとしているか常に把握してくれているからすごく心強いです。」と言ってもらえるようになって。周りのスタッフ、上司に支えてもらえる環境があるからこそ、少しずつ自分にできることを増やしながら店長として成長してこれたんだと思います。

  

--最後に、就活生の皆さんへ。会社の雰囲気と自分の雰囲気が合っているかどうかをよく見てみてほしいです。

私の今までのETERNAL人生を漢字一文字で表すと「増」かなと思っていて。

入社してからたくさんの出会いがあって先輩や後輩が増えたり、保険の知識が増えたり、食べ過ぎて多少体重が増えたり…(笑)自分の性格を変えるためのたくさんの機会にも恵まれてきましたし、そのチャンスを自分なりに掴んでこれたのかなと思います。

 

ETERNALに入社して経験してきたことが自分にとってプラスに働いていることがたくさんありますね。「この会社に入ってよかった」と思ったのは、一番はやはり自分の性格を変えられたこと。

成長した姿を親に見せたいと入社前から思っていたのですが、千葉県の店舗から愛知県の店舗に異動になった際、引っ越しの手伝いも兼ねて母親が私の上司に挨拶に来たことがあって。「娘の性格的にうまくやれているか不安だったのですが、実際のところどうでしょうか…」と母が心配そうに上司に尋ねたところ、「堂々とお客さまとお話されて、坪田さんは立派な店長ですよ。」と答えてくれて。その返事を聞いたときの母親の心底安心したような笑顔はこれからも忘れないでしょうね。照れくささもありましたが私を一番知っている人に「良い方に変わったね」と言ってもらえて純粋に嬉しかったです。

 

就職活動に励んでいる皆さんにアドバイスできるとすると、会社の雰囲気と自分の雰囲気が合っているかどうかをよく見てみてほしいなと思います。疑問に思うことや、不安に思っていることはぜひ直接会社の先輩たちに聞いてみてください。実際に働いてみないと分からないこともあると思いますが、自分自身が納得した会社を選んでほしいなと思います。その会社がETERNALだととても嬉しいですね。

私のように「自分は人見知りで営業には向いていない」と今思っている方ももしかしたら、ETERNALでは活躍できるステージがあるかもしれません。私の経験を通じて少しでも自分がETERNALで活躍するイメージを想像してもらえれば幸いです。皆さんとお会いできることを楽しみにしています。

 ※インタビュー内の役職は掲載当時のものです

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