-プロフィール-
2015年8月、中途社員として保険テラスを運営する株式会社ETERNALに入社。
2016年より長野県の保険テラスでの勤務がスタート。2018年にアピタ飯田店 店長に就任し、現在は北陸2店舗・甲信越エリアのエリアマネージャーを務める。
■ 営業がしたくて飛び込んだ保険業界。「自分には向いていなかったのかもしれない」と自信をなくした過去。
私は2015年に中途社員としてETERNALに入社しましたが、もともと新卒で入社した別の保険会社で営業職に就いていたので、保険営業の経験者として入社しています。
就活生時代に営業職に興味を持った理由は、人と話すのが元から好きだったこと、また、母親が外回りをする仕事に就いており、小さい頃から私も母について一緒に回っていたので「営業」という仕事に馴染みがあったことがきっかけでした。
新卒として保険会社に入社後、人と話をするのが好きな私にとって営業の仕事は楽しく、やはり性格に合っているなと思っていたのですが、3年ほどたったある日、体調を崩してしまい、辞めざるをえなくなりました。
その後、「本当は、自分は営業に向いていないのかもしれない」と自信をなくし、市役所の嘱託員として2年間勤務しました。
業務内容は市の景観条例に基づいて、町中にある企業の看板が適切に設置をされているかチェックし、指導・管理すること。
この仕事も看板を出している企業と「お話」をする仕事ではありましたが、どうしても指導する形になってしまうので、私が好きな「お話」ができる仕事ではありませんでした。
心苦しくも指導をしないといけない立場で気を付けていたのは、「一方的に上から目線で指導するのではなく、向こうの事情をまずは把握する」ということ。相手側の企業にも、その場所に看板を出したい理由があるはずなのです。
どうすればルールを守りつつ看板を出せるのか妥協点を探し、そしてどうすれば妥協点を上司に聞き入れてもらえるのかを常に意識して、「僕がいまお伝えしていることに対して、あなたはいまどう思われていますか?」と、逐一確認することを大事にしていました。
今思えばこの頃の経験が、のちに保険テラスで働くうえでも活きてくるんですよね。
企業に対して指導するのは少し心苦しいものもありましたが、頑張れていたのは上司から自分の仕事っぷりを評価してもらえていたからでした。
今もですが、その頃から「認められたい」「自分を見てくれている人のために頑張りたい」という気持ちが私の働くモチベーションになっているのだと思います。
そろそろ市役所の正職員になろうと勉強に励んでいた27歳の頃、保険業界に戻るきっかけとなる、大きなできごとが起こりました。
■ 一度離れた保険業界に戻る決意。それは、友人がガンに罹患したことがきっかけでした。
今でもその時の事は鮮明に覚えています。
保険業界を離れて過ごす中で、私の仲の良い友人がガンに罹患しました。
友人からガンになったことを打ち明ける連絡があり、私は仕事をすぐに切り上げて電車に飛び乗り、地元へ帰って最寄り駅から雨の中を病院まで無我夢中で走りました。
病院で入院している友人に会い、つい昨日まで当たり前に過ごしていた日常が、病気一つで180度変わる現実を目の当たりにしました。
そして、彼は独身であったせいか、全く保険に加入しておらず「治療費を全て実費で払わなければいけないんだ」という話も聞いて。
私はこの時、「保険の大切さを他の方にも伝えないといけない」という強い使命感にかられました。
居ても立っても居られず、私は保険業界に戻る決意をしました。
そして、以前経験した保険会社の営業職ではなく、色々な保険会社からお客さまが選択できる保険代理店への転職を考え、ETERNALに入社することとなりました。
■ 入社した際には想像もできなかった「長野への異動」の打診。私の心は高鳴っていました。
ETERNALに入社後、最初に配属されたのは関西エリアの保険テラスでした。
先輩方からいろいろと教えてもらい充実した日々を送っていましたが、入社当初は実際のお客さまの対応がなかなかできず、「早くお客さまのご相談をうけたいのに」「お客さまに保険の大切さを伝える使命を果たすために保険業界に戻ってきたのに」というジレンマで、段々と焦りが募っていきました。
そんな焦る私にETERNALはチャンスを与えてくれました。
私の気持ちを察してくれた上司が「今度、長野県に新しい保険テラスの店舗がOPENするんだけど、一回行ってみる?」と声を掛けてくれたのです。
まだ入社7ヵ月目だった新人の私に、大事なオープニングスタッフという役割を任せると。
この言葉を聞いた時、私の心は高鳴っていました。
長野という自分のことを全く知らない土地に不安も少しありましたが、不安よりも環境が変わることで自分自身も変われるんじゃないか、そういう期待の方が大きかったのだと思います。
「ぜひ行かせてください!行くからには絶対に結果を残します!」
私は二つ返事で、長野行きを決めました。
2016年に長野県に異動してからは、無我夢中で仕事に打ち込みましたね。
ETERNALは頑張りたいという気持ちのある人にチャンスをくれる会社であるとともに、年功序列など全く関係ない「実力主義」の会社です。
私の場合は、長野に来るときに宣言した「店舗の予算達成」という目標を達成することができ、2018年4月にアピタ飯田店の店長に、その年の10月には長野県にある保険テラス店舗を管轄するエリアマネージャーになることができました。
入社した当時は、まさか自分が将来、長野県でマネージャー職に就くことになるだなんて、夢にも思っていなかったです。
■ 初めは年上のスタッフとのコミュニケーションに大苦戦。今では、スタッフ全員が家族同然の存在。
エリアマネージャーになった後、私がぶつかった大きな壁は「年上のスタッフとのコミュニケーション」でした。
甲信越エリアでは私より年上のスタッフも多いので、最初は指導方法にかなり悩みました。
アピタ飯田店の店長時代にうまくいった方法を、エリア内の他の店舗にも共有したかったのですが、もちろんそれぞれの店舗にも今までのやり方というものがあります。
店舗ごとにやり方があるということは重々承知していましたが、なかなか自分が伝えたいことを伝えきれず、まだ20代だった私はコミュニケーションの取り方に苦労していました。
ですが、マネージャーという役職を与えられた以上、私には任されているエリアのお店を良くしていく責任があります。
私は、なかなかうまくコミュニケーションがとれなかったスタッフに「腹を割って、一度とことん話し合いたい」と声をかけました。
その時に、役に立ったのが市役所での経験でした。
私からの「こうしてほしい」という希望を一方的に伝えるのではなく、そのスタッフは今の状況をどう思っているのか、これから自分はどうしていきたいのか、折り合いをつけて、お互いに歩み寄りながらゴールを設定することを大事にしました。
そしてメンバーと話をしているうちに、「通勤時に家からお店が遠いので車を利用しているが、会社のルールでは高速道路に乗れないので通勤時間がかかって大変。」と、働く環境面でスタッフが困っているということが分かったんです。
そこで私は「僕はスタッフが働きやすい環境を作ることをみんなに約束します。だから、店舗の売上のために、新しい方法を試すことに協力してもらえませんか?」と提案しました。
その後、実際に本部に掛け合って、車通勤の場合、高速道路を使うことで社員の負担を軽くすることはできないか、社内ルールを改訂してもらうことができました。
このことがきっかけで、周りのメンバーにも私の考えを理解してもらいやすくなり、そして私が伝えた方法で店舗運営を実践してくれるようになったことで、徐々に効果もでてきました。
初めはなかなか苦労することも多くありましたが、今では甲信越エリアのスタッフはみんな家族同然の存在です。
綺麗ごとのように聞こえるかもしれませんが、One For All,All For Oneという言葉が私たちを言い表すのに本当にぴったりな言葉だと思っています。
スタッフ同士の「絆」は、どこのエリアにも負けない自信がありますね(笑)
■ 私にとって ETERNALは「人生を変えてくれる場所」
少し大げさに言うと、ETERNALは「人生を変えてくれる場所」だと思っています。
入社した際に、自分自身が長野県で仕事をしている姿は1ミリも想像していませんでした。
そして、長野県に異動して役職も与えられて、そしてプライベートでは長野の方と結婚もしました。
もし、入社7ヵ月目の時に声をかけてもらった長野行きを断ってあのまま関西にいたら、その後はどうなっていたか想像もできません。
ETERNALは仕事をして結果を出すと必ず誰か見てくれている会社であることも、身をもって感じています。
頑張りが認められない会社にいた事もありますが、ETERNALは違います。
私がいまもっと頑張りたいと思っているのも、自分の努力をETERNALは絶対に見てくれているということを知っているからです。
「頑張った成果を認められたい」「今の人生を変えたい」といった想いを持った人がいるのであれば、ぜひETERNALに応募してほしいな、と思います。
※インタビュー内の役職は掲載当時のものです
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